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平和祈念マッチは首位広島が貫録勝ち…早くも昨季勝利数上回る 長崎は5連勝ならず

[ 2018年4月28日 14:55 ]

明治安田生命J1リーグ第11節第1日   広島2―0長崎 ( 2018年4月28日    トラスタ )

<長崎・広島>後半、先制ゴールを決め祝福される広島・ティーラシン(中央)
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは28日、各地で第11節が行われ、「平和祈念マッチ」として行われた、J1昇格1年目の長崎と首位・広島の初対決は、アウェーの広島が2―0で快勝。勝ち点を28に積み上げて首位をキープした。

 広島は前半から試合を支配し、2トップのパトリックと渡を中心に好機をつくるもシュートが決まらず。前半36分には柴崎のクロスのこぼれ球に渡が右足ボレーシュートを放ったが、わずかに枠を外れて先制はならなかった。

 後半開始から広島の城福監督は渡に代えてFWティーラシンを投入すると、この交代策が見事に的中。同7分、柴崎からボールを受けたDF和田が右サイド深い位置から中央へクロスを入れると、ティーラシンが右足でシュート。ボールはGKの手を弾いてゴールインし、広島が待望の先制点を挙げた。勢いに乗った広島は同14分には、柴崎の左CKからニアのDF佐々木がバックヘッドで合わせて追加点。2―0とリードを奪うと、その後も長崎を寄せ付けずに完勝した。これで広島は今季9勝目。15位に低迷した昨季の勝利数「8」を早くも上回った。

 長崎はホームでわずかシュート4本で無得点に終わり、リーグ戦の連勝は4でストップ。後半25分には中村慶の右クロスからFWファンマが惜しいヘディングシュートを放って観客を沸かせたが、最後まで得点を奪うことはできなかった。

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2018年4月28日のニュース