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ポグバの移籍取引で違反 FIFAがユベントスへの懲戒手続き開始

[ 2017年6月21日 23:33 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は21日、昨年8月に史上最高の移籍金1億500万ユーロ(当時約119億円)でユベントス(イタリア)からマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に移籍したフランス代表MFポール・ポグバ(24)の取引で違反があったとして、ユベントスに対する懲戒手続きを開始したと発表した。マンチェスターUに対する処分はない。

 FIFAは懲戒の詳細を明らかにしていないが、イタリアメディアなどによると、ユベントスは2012年にポグバを獲得した際に、同選手の代理人を務めるライオラ氏と次の移籍で発生する移籍金の一定割合を支払う契約を締結。昨年のポグバ移籍後、同氏に2700万ユーロ(当時約30億5100万円)を支払ったという。

 FIFAは2015年にクラブ、選手以外の第三者が選手の保有権を持つことを禁止している。ユベントスがライオラ氏と交わした契約は、実質的にポグバの保有権の一部をライオラ氏(第三者)に与えるもので、FIFAの規定に抵触したとみられる。

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2017年6月21日のニュース