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脱税容疑のCロナ 1470万ユーロ払う?刑務所入りの危機回避のため

[ 2017年6月21日 13:45 ]

 スペインのラジオ局「カデナ・コぺ」は21日、脱税容疑で起訴されたRマドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(32)が最終的な罪を軽減するため、1470万ユーロを支払うことを決めたと報じた。

 2011〜14年に肖像権収入など1470万ユーロを脱税した疑いでスペイン検察当局から起訴された。

 C・ロナウドの関係者も、脱税容疑の3件の罪について裁判官と合意し、刑務所入りのリスクを避けることが好ましいと勧めているもよう。仮に調査裁判官がC・ロナウドの脱税容疑を犯罪と見た場合、地方裁判所に移行され、検察官および州弁護士が下す起訴内容は、C・ロナウドの証言と、その弁護士団の戦略に依存することになる。C・ロナウドが罪を認めて合意すれば、懲役2年に軽減されるもようで、裁判所関係もこのオプションを勧めている。

 しかし、C・ロナウドが裁判を起こすことを決めた場合、2012年の刑法改正による合計60万ユーロ以上の脱税で、タックスヘイブンを利用し、納税者の身元隠しをした3件の罪は懲役2〜6年の重罪となる。C・ロナウドが裁判で敗れた場合、裁判所は3件の罪で、それぞれ懲役3〜4年を要求することが可能となり、そして最終的にすべての犯罪が懲役2年の刑を超えた場合、C・ロナウドは刑務所に入ることになるだろうとしている。

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2017年6月21日のニュース