大宮　１次リーグ敗退決定　大前「３点取って勝てないときつい」

ＹＢＣルヴァン杯１次リーグ第５節   大宮３―４ＦＣ東京 （ 2017年5月10日    味スタ ）

　大宮は決定力不足を解消する３得点を挙げたが３―４で敗れ、１次リーグ敗退が決まった。

　ムルジャのＰＫと、ＣＫからマテウスが頭で合わせて２―１とリードしたが、大屋が痛恨のオウンゴール。あっという間に２―４と逆転され、後半ロスタイムに播戸がＰＫを決めて１点差にしたが、届かなかった。

　「３点取って勝てないときつい」と右ＭＦに入った大前。それでも渋谷監督は「残念ながら力で屈した。基本を怠ったところで失点につながった。ただ、１点返したところは仙台戦へのきっかけになる」と話し、Ｊ２だった２０１５年７月の福岡戦以来となるゴールをＰＫで決めた播戸は「ＰＫを取れたのは良かった。大山からボールを呼び込めたし、ＤＦ２人がいる中でトラップしてハンドが取れた。ＰＫはＧＫの状態を見て蹴った。あまり動かないので、林なら捕られたかも。入るときにハットトリックで逆転と思ったが、仙台戦につなげたい」と前向きだった。