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2位浮上は“吉兆”も…上位4カ国が1差の大混戦で折り返し

[ 2016年11月16日 05:52 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年11月15日    埼玉 )

<日本・サウジアラビア>試合後の会見で笑顔を見せるハリルホジッチ監督

 アジア最終予選は各5試合を終えて折り返し。B組は日本が首位サウジアラビアに○、2位オーストラリアがタイ戦に△で、日本は今予選で初めて本大会出場圏内の2位に浮上した。ただし、4位UAEもイラク戦に○で、上位4カ国が勝ち点1差内の大混戦となってきた。

 最終予選がホーム&アウェーになった98年大会予選以降、折り返し時に1~3位が勝ち点1差内だった例は、98年最終予選A組((2)と(3)は総得点差)で、(1)イラン(勝ち点8)(2)中国(同7)(3)サウジアラビア(同7)があるだけ。今回は上位4カ国が勝ち点1差内のため初のケースとなった。

 出場圏内が2位までになった06年から前回までの過去3大会の予選では、折り返し時の1、2位がそのまま2位以内を守って本大会へ出場。プレーオフ(アジア&大陸間)に回った3位の延べ6カ国はすべて敗退している。自力ではなかったが、2位浮上は日本にとって吉兆データだ。

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2016年11月16日のニュース