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ミラン 本田移籍に備えてサイドアタッカー補強?伊報道

[ 2016年11月16日 14:09 ]

15日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦に途中出場した本田

 日本代表FW本田圭佑(30)の所属するACミランが、移籍マーケットの再開される来年1月に本田に移籍の可能性があることでサイドアタッカーを補強ポイントに挙げていると、イタリアの民放局メディアセットのスポーツ番組「プレミウムスポルト」が16日に報じた。

 本田は14年1月にミランに移籍。度重なる指揮官交代にも、実力を発揮して定位置を確保してきたが、モンテッラ監督が就任した今季はここまで出番はわずか。その中で移籍の噂が絶えず、現在も中国の上海上港、または米MLS行きの可能性が頻繁に報じられている。13日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙も「本田は上海上港にNO。彼の希望は欧州かアメリカ(MLS)」との見出しで来年1月の移籍の可能性を報道。本田とミランの関係はもはや終着駅に達し、1月に海外クラブとの接触をスタートさせるだろうと報じている。

 本田も日本代表の活動期間中に、ミランでの現状について「現時点でミランにいて、なおかつ試合に出られていないけど、これは(夏に)願った移籍がかなわなかったからいるという状況。別にミランにしがみついているわけじゃない。そこは誤解して欲しくない」と言及。自身の希望に見合うオファーがあれば移籍する意思があることを強調している。
 
 その中で本田の代理人を務める兄・弘幸氏も先日、イタリアサッカー専門サイト「カルチョメルカート・ドットコム」のインタビューに応じ、上海上港が興味を示しているとの報道については「なぜ我々にも一切のシグナルが届いていないこの情報に(メディアが)固執しているのか、自分自身も分からない」と語り、ミランとの今後については「モンテッラとは何の問題もない。良いフィーリングが生まれなかったのは確か。でもサッカーでは、短い期間ですべてが代わることがある。私の弟はフィジカル面でとても良い状態にある。まだまだやれると自身も感じている。ミランとは来年6月まで契約を残している。すべては、この数カ月ミランでどうなるか次第」と話していた。
 
 移籍マーケットが再開される来年1月まであとわずか。日本代表でも厳しい立場に立たされつつある本田の今後に注目が集まる。

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2016年11月16日のニュース