鹿島、怒涛の５連勝で逆転Ｖ王手！悲願Ｖ目前の川崎Ｆ痛恨ドロー

＜神戸・鹿島＞後半５分、勝ち越しのゴールを決めた遠藤（左）はカイオ（右）らと喜ぶ

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１６節 鹿島２―１神戸

（6月18日 ノエスタ）
　明治安田生命Ｊ１リーグ第１ステージは１８日、各地で第１６節の９試合が行われ、前節まで２位の鹿島が敵地で神戸に２―１で逆転勝ちし、８戦負けなしの５連勝を飾った。勝ち点を３６とし、福岡と引き分けた同３５の川崎Ｆを抜いて首位に浮上。前節３位の浦和は広島に敗れ優勝の可能性が消滅。鹿島と川崎Ｆが第１ステージ制覇を懸けて最終節に臨む。

　鹿島は前半２４分、コーナーキックから神戸のＤＦ北本に頭で決められ、先制を許した。それでも同４５分、ＦＷ土居がゴール右からドリブルで持ち込み、ＦＷ金崎とのワンツーから右足で決めて同点に追いついた。

　そして後半５分だ。左サイドのＭＦカイオからの低い弾道のクロスをＤＦ山本がスルー。その裏に走り込んだＭＦ遠藤が左足を合わせゴールネットを揺らし、逆転に成功した。

　前節３位の浦和が敗れたため、優勝は鹿島と川崎Ｆに絞られた。首位の鹿島は２５日の最終節で福岡（カシマ）、川崎Ｆは大宮（等々力）と対戦する。

　※順位決定方法　勝ち点が同じ場合は得失点差、総得点、当該チーム間の対戦成績、反則ポイントの順で決定される。