米国２度目の４強　デンプシー弾「この調子でいきたい」

会場のシアトルでプレーするＦＷデンプシー（中央）が頭で先制弾を叩き込んだ（ＡＰ）

南米選手権準々決勝 米国２―１エクアドル

（6月16日 シアトル）
　準々決勝の１試合が１６日、米シアトルで行われ、開催国の米国がエクアドルを２―１で下し、４位となった９５年大会以来の準決勝進出を果たした。ＦＷクリント・デンプシー（３３＝米ＭＬＳシアトル）が３試合連続ゴールとアシストで全得点に絡んだ。

　米国は招待国として４度目の出場で、２度目の４強入り。会場のシアトルでプレーするエースＦＷデンプシーが、地元ファンに歓喜をもたらした。前半２２分に右クロスを頭で押し込み３試合連続ゴール。ＦＷメッシ（アルゼンチン）らと並び得点ランク１位に立つと、後半２０分に左からの折り返しで追加点を演出した。準決勝ではアルゼンチン―ベネズエラの勝者と対戦。同代表歴代２位の５２ゴールを誇る３３歳は「この調子でいきたい」と初の決勝を見据えた。