×

最下位・福岡が川崎Fの優勝決定阻止!次節は逆転V王手の鹿島と

[ 2016年6月18日 22:15 ]

<福岡・川崎F>前半15分、ゴールを決めた福岡・金森(中)は仲間から祝福去れ笑顔

明治安田生命J1第1S第16節 福岡2―2川崎F

(6月18日 レベスタ)
 最下位の福岡がホームで意地を見せた。負ければ目の前で川崎Fに初のステージ優勝を決められてしまうという1戦。だが、前半9分、ロングボールをウェリントンが頭で落とし、邦本がつないだボールに走り込んだ金森が胸トラップしてから右足で決め先制すると、今夏のリオデジャネイロ五輪代表メンバー入りを目指す金森が15分にも左足で決めて2ゴール。川崎Fの小林と大久保に決められ追いつかれたものの、目の前での優勝決定を阻止した。

 「我々が負けて、他会場の結果によってはこのホームスタジアムで優勝が決まるということで、それだけは阻止しようという強い気持ちをもって試合に入った。そういう中で立ち上がりからいいテンションで選手も入ってくれたし、先制点そして2点目といい形で2点を奪うことができた」と井原監督。それでも「後半はフロンターレさんのゴールに向かう圧力っていうのはさすが首位を走るチームだな、と」と相手を称えることも忘れなかった。

 福岡とドローに終わったことで川崎Fは首位から陥落し、自力Vが消滅。福岡は第1ステージ最終戦となる25日、今度は川崎Fと入れ替わって首位に浮上した鹿島と対戦する。2試合連続で首位チームと対戦することとなり、リーグ戦の鍵を握ることになった井原監督は「こういう試合でしっかり勝ち点を拾っていけるように、またしっかりいい準備をしていきたい」と静かに闘志を燃やした。

続きを表示

2016年6月18日のニュース