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地元・米国4強進出 両チームに退場者の激戦を制す

[ 2016年6月17日 13:34 ]

南米選手権エクアドル戦、先制弾を決めた米国代表FWデンプシー(AP)

南米選手権準々決勝 米国2―1エクアドル

(6月13日 シアトル)
 南米選手権は16日(日本時間17日)にシアトルで準々決勝の1試合が行われ、開催国の米国がエクアドルを2―1で下し、ベスト4進出を果たした。両チーム1人の退場者を出す激しい試合で2点リードした米国が、エクアドルの猛攻を1点に抑えて逃げ切った。

 米国は前半22分、MFジョーンズの右クロスにFWデンプシーが頭で決めて先制すると、前半を1点リードで折り返す。後半7分エクアドル代表FWアントニオ・バレンシアが相手選手の足を蹴り、2枚目の警告で退場。この際、両チームがもみ合いとなり、米国代表MFジョーンズが相手選手の顔を殴るように手が出たとして一発退場。

 両チーム10人となったが、果敢にゴールを目指す激しい試合展開へ。後半10分、デンプシーがペナルティーエリア内で守備陣と競り合いながらもゴール前にボールを出すと、MFザルデスが押し込んで米国がリードを広げる。

 後半29分、W・アヨビの右FKにMFアロヨがゴール左に叩き込んで、エクアドルが1点を返す。米国はその後もエクアドルの猛攻を受けるが、同31分FWエネル・バレンシアのヘディングシュートは枠を外れ、後半ロスタイムにはあわやオウンゴールとなるシーンもあったが、1点差を守り切ってベスト4進出を決めた。

 米国は21日(日本時間22日)準決勝でアルゼンチン対ベネズエラの勝者と対戦する。

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2016年6月17日のニュース