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浦和 ACL疲れでスコアレスドロー 枠内シュートわずか1本

[ 2016年5月29日 18:20 ]

明治安田生命J1第1S第14節 浦和0―0鳥栖

(5月29日 ベアスタ)
 PK戦の末に8強進出を逃したACL決勝トーナメント1回戦第2戦・FCソウル戦から中3日。浦和は降格圏に沈む鳥栖の堅守を崩せず、敵地でスコアレスドローに終わった。

 序盤からボールを支配して主導権を握ったが、5バックで守りを固める鳥栖のゴールをこじ開けられず、後半途中まで枠内シュートはゼロ。セットプレーのチャンスも得点につながらず、もどかしい展開が続いた。後半22分、MF柏木の右クロスからチャンスをつくった後の右CKからDF遠藤がこの試合初の枠内シュートとなるヘディングシュートを放ったが、GK林がキャッチしてゴールはならず。ペトロヴィッチ監督は同26分にはFWズラタンをピッチに送り出して打開を図ったが、最後まで1点を奪えずに終了のホイッスルを聞いた。

 前節の14日・新潟戦に続き2試合連続のスコアレスドロー。シュートは90分でわずか5本で、枠内は1本のみに終わった。仕切り直しのリーグ戦でも消化不良の内容だったが、ペトロヴィッチ監督は「厳しいゲームになったが、選手たちは意地を見せてくれた」と評価。「良い攻撃の形も見せていたが最後の精度が足りなかった。ソウルで120分戦った疲労がある中で、良い攻撃の形は何度も見られたが半歩足りなかった。水曜日の試合の影響があると思う」とACLの疲労を理由に挙げていた。

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2016年5月29日のニュース