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鹿島 山村&赤崎弾!敵地で先勝し決勝へ前進

[ 2015年10月8日 05:30 ]

神戸戦の前半、先制ゴールを決め、金崎(33)らに祝福される鹿島・山村(左から3人目)

 ナビスコ杯準決勝第1戦が行われ、3年ぶりの大会制覇を狙う鹿島は、日本代表のMF柴崎岳(23)に代わって出場した山村和也(25)が先制ゴールを奪うなど厚い戦力層を見せつけ、神戸相手に敵地で2―1で先勝した。大会連覇の懸かるG大阪は新潟相手に終了間際に決勝弾を許し、1―2で敗れた。第2戦は11日に行われる。

 鹿島が優勝した12年以来となる決勝進出に向けて大きく前進した。3日のリーグ戦で同じ神戸を相手に快勝した勢いそのままに立ち上がりからペースを掌握。日本代表の柴崎を欠いたものの、層の厚さで影響を感じさせなかった。柴崎に代わってボランチで先発した山村が、前半21分にミドルシュートを決めて先制すると、同39分に赤崎が決めて優位な立場に立った。

 後半は反撃する神戸に1点を返されながらも、その後はゴール前を固めカウンターを狙う試合巧者ぶりを見せつけ逃げ切った。山村は「決勝に行くためにはこのアウェー戦が大事と思っていた。ゴールは特別なものがある」と安どの表情。ホームでの第2戦に向け赤崎は「アドバンテージをうまく使いながら、しっかり勝ちたい」と言葉に力を込めた。17個目の国内主要タイトル獲得へ向け、視界は良好だ。

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2015年10月8日のニュース