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大森先制ヘッド実らず…G大阪 アウェーで逆転負け

[ 2015年10月8日 05:30 ]

新潟に逆転負けし、肩を落とすG大阪イレブン

 ナビスコ杯準決勝第1戦があり、G大阪は新潟とアウェーで激突。前半33分、DF藤春広輝(26)のクロスにMF大森晃太郎が頭で合わせて先制。しかし、その3分後に同点とされ、終了間際に決勝弾を許し、1―2と敗戦した。神戸も鹿島にホームで1―2で完敗。関西勢2チームは11日の第2戦で逆転でのファイナル進出を目指す。

 悔しい敗戦だった。1―1で迎えた後半45分、それまでしっかり守っていた井手口のイージーミスからラファエル・シルバに決められて、まさかの逆転負け。長谷川監督は「よく戦ってくれた。アウェーゴールも奪えて次につながる」と健闘を称えながらも「カウンター一発でやられたので悔しい負け方。これが2戦目だったら取り返しがつかないミスになっていた。(井手口は)あの失敗を糧に成長してもらいたい」と井手口には苦言。ミスをしたホープも「反省します。判断が悪かった」と肩を落とした。

 敗れたとはいえ、1―2。まだタイトルの可能性がなくなったわけではない。第1戦は、4人の日本代表勢4人に加えベテランのMF遠藤や今野も帯同していない。ホーム万博で迎える11日の第2戦では、2年連続の決勝進出をかけて万全な状態で出場する予定だ。

 貴重なゴールを決めた大森は「チャンスはあったし、もっとやらないといけない。あと1試合あるし勝ちたい」と前を向き、長谷川監督も「第2戦に勝って次のステージにいくためにみんなで戦っていきたい」と顔を引き締めた。ホームで借りを返し、2年連続の決勝舞台に立つ。

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2015年10月8日のニュース