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昨季の雪辱を…興梠「ファーストとかどうでもいい」狙うは年間Vのみ

[ 2015年6月7日 18:53 ]

<浦和・清水>後半7分、決勝ゴールを決める浦和FW興梠

J1第1S第14節 浦和1―0清水

(6月7日 埼玉)
 浦和はFW興梠のホーム今季初ゴールで清水に勝利。G大阪が神戸と引き分けたため優勝決定は持ち越しとなったが、次節20日の神戸戦(ノエスタ)で引き分け以上なら自力での第1ステージVが決まる。

 「厳しいゲームは予想していた」とペトロヴィッチ監督が振り返った通り、降格圏に沈むものの前節は5得点を奪って快勝した清水を相手に、前半は再三の好機を生かせずもどかしい展開。それでも0―0で迎えた後半7分、FW興梠がエリア内でこぼれ球を拾うと巧みに相手をかわして左足のシュート。待望の先制点を挙げると、DF陣の体を張った守備にGK西川の好セーブもあり、無失点で切り抜けて勝ち点3を手にした。

 試合後、「早くホームで点が取りたかった」とホッとした表情を見せたヒーローは「なかなか自分たちのサッカーができない中で勝つことができた。今のレッズは強いんじゃないでしょうか」と4万人超のサポーターの前で胸を張った。そして「自分は年間優勝を獲りたいので、ファーストとかどうでもいいです」とステージ優勝のタイトルすら通過点に過ぎないと強調。王手をかけながら“世紀の失速”で優勝を逃した昨季のリベンジを胸に秘めていた。

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2015年6月7日のニュース