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清水、完全アウェーで浦和の胴上げ阻止だ!昨年は無観客試合

[ 2015年6月7日 05:30 ]

練習中に笑顔を見せる(左から)福村、本田、沢田

J1第1ステージ第15節 清水―浦和

(6月7日 埼玉)
 完封で胴上げを阻止だ。17位・清水は7日、第1ステージ優勝に王手をかけている首位・浦和と敵地で対戦。約5万人の観客が駆けつける埼スタは、無観客試合として行われた昨年とは一転して“完全アウェー”となる。DF福村は「指示の声とか通らなくなるかも知れないけど、(声を)出すしかない。相手どうこうではなく、勝ち点3を獲る気持ちでやりたい」と決意をにじませた。

 闘将になる。5月20日のナビスコ杯・ホーム名古屋戦から3バックの中央でプレー。的確なラインコントロールで、若いDF松原やDF宮本を引っ張っている。普段は物静かな男だが、同30日のホーム川崎F戦では緩慢な守備で相手にCKを与えたDFヤコヴィッチに「しっかりやれ」と一喝するなど熱いハートの持ち主。「嫌われ役になるのは当たり前。“失点したら終わり”のポジションだし、DFにはそういう人が必要」と自覚を口にする。

 浦和はここまでリーグ最多の32得点。無得点は1試合しかないが「受け身になるとしんどい。自分たちでボールを保持しながら、耐えるところは耐えたい」。真っ赤に染まるスタンドで、背番号38が最高のヒール役を演出する。

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2015年6月7日のニュース