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“欧州キラー”だけど…“追試”の川澄先発ピンチ 右MFに大野も

[ 2015年6月7日 08:15 ]

練習後、シュート練習で汗を流す川澄(左)と大野

なでしこジャパン カナダ合宿

(6月5日 バンクーバー)
 前回大会のラッキー・ガールが、先発落ち危機だ。非公開で行われた紅白戦で、主力組の右MFに川澄でなく大野が入る時間帯があったという。カナダ入り前のニュージーランド、イタリア戦で先発した川澄だが、両試合ともシュート0本でともに前半終了時に交代。翌日の練習試合にも出場させられる“追試”を受けていた。

 この日の練習後は「スタートから出たいと思っている」と決意をにじませるが、好調な選手を起用するのが指揮官の方針だけにベンチの可能性も出てきた。

 前回大会は先発に抜てきされた準決勝のスウェーデン戦で2発を決めるなど優勝に貢献。代表19得点中、およそ半数の9点を対欧州で決めている“欧州キラー”だけに、スイス戦までに復調できるかは、日本にとってもポイントとなる。

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