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原口、代表合宿で“元気”にアピール! 古巣・浦和にエールも

[ 2015年6月7日 05:30 ]

ボールを競り合う原口(左)と長友(中央)。右はハリルホジッチ監督)

 欧州組による合宿中の日本代表は6日、千葉県内で2部練習を行った。午後練習では今合宿初のミニゲームが行われ、13年7月の東アジア杯以来の復帰となったFW原口元気(24)がゴールを決めてアピール。7日にもJ1第1ステージ優勝が決まる古巣・浦和の快進撃を追い風に、自身も定位置奪取を目指す。

 気合がみなぎっていた。合宿6日目にして初めて敢行されたハーフコートでの6対6のミニゲーム。岡崎、香川らと同グループの原口は赤いビブスを着て左サイドに入り、積極的にゴールへと迫った。2本目では反転して左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。「キャンプ初めてのゲーム形式だったので、久々に楽しかった」。ハリルジャパン初招集の24歳は充実の表情を浮かべた。

 厳しい合宿を乗り切るモチベーションの一つとなっているのが、古巣の快進撃だ。昨年5月まで所属した浦和は、きょうにも優勝が決まる。中学時代から下部組織でプレーし、長く浦和の看板を背負い続けてきた原口にとっても思いは格別だ。背番24の“後継者”のMF関根が不調に陥ったときには「うまくなることを楽しめ」と助言するなど、浦和のことは常に気に掛けてきた。

 「最後に勝ってもらって(優勝後)ミシャ(ペトロヴィッチ監督)に会いにいきたい。今の浦和なら、大丈夫じゃない。あす(7日)決めてほしいですね」。代表合宿は8日から国内組が合流。古巣の歓喜を自身のパワーに変え、激しい競争を勝ち抜く。

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