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フォルラン7月限りでの退団が決定、カカウも前倒し帰国へ

[ 2015年6月7日 05:30 ]

<C大阪・愛媛>スタンドから観戦するフォルラン(右端)

J2第17節 C大阪1―0愛媛

(6月6日 ヤマハ)
 J2C大阪の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(36)が契約満了に伴い7月限りで退団することが6日、決まった。来週中にも正式発表される。週明けに再び話し合い、契約期間の残り9試合をプレーするかどうかを決める方針だが、前倒しで帰国する可能性もある。この日のホーム愛媛戦は、精神的な動揺を考慮されて欠場した。フォルラン抜きのチームは1―0で逃げ切り、4試合ぶりの勝利を挙げた。

 鳴り物入りでJリーグにやってきたフォルランが、C大阪を退団することが決定した。7月限りで満了となる契約に関して、4日にクラブ側は契約更新しないことをフォルラン側に通達。6日の愛媛戦後に経緯を明かした玉田稔社長は「契約を延長する意思がないということ」と語り、来週中にも正式発表される見通しとなった。

 フォルランは昨年1月に年俸6億円(金額は推定)でC大阪に加入。今季はここまで得点ランクトップタイの10得点を挙げながら、半年間で約3億円という高額年俸がネックとなった。「ウチの会社としての体力の問題です」と玉田社長。週明けに再び話し合いの場を持ち、契約期間の残り9試合をプレーするかどうかを決めることになった。退団発表後に前倒しで帰国する可能性もある。

 5日の練習は突然の室内別メニュー調整。愛媛戦はアウトゥオリ監督に精神的な動揺を考慮され欠場し、パース夫人とともにスタンドで観戦し試合終了前にスタジアムを離れた。また、今月限りでの退団が発表されている元ドイツ代表FWカカウは、残りの試合はプレーせず来週中にも日本を離れることも明らかになった。

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