イライラしたフォルラン　Ｃ大阪　福岡に７年ぶり負けた

＜福岡・Ｃ大阪＞前半、主審に抗議しイエローカードを出されるＣ大阪・フォルラン

Ｊ２第１１節 Ｃ大阪０―１福岡

（5月3日 レベスタ）
　イライラを募らせる元ウルグアイ代表フォルランの姿が、Ｃ大阪の敗戦を物語っていた。敵地で福岡と対戦し、０―１で完封負け。２戦連続３得点で２連勝中とあって攻撃陣は勢いに乗るかと思われたが、前半１３分にＣＫから先制され、その後は５バック気味に守りを固める福岡を崩せず。決定機はほとんど作り出せず、完封負けを喫した。

　ここまで３戦連発中だったフォルランは３トップの一角でフル出場。だが、周囲と連係が合わず、前半途中から味方や審判に不満をぶつけるばかり。前半４２分には主審に異議を申し立てイエローカードを受けた。Ｃ大阪が福岡に敗れるのは、０８年９月以来となる約６年８カ月ぶり。連勝が止まり、試合後のフォルランはノーコメントでスタジアムを後にした。