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神戸 負傷者続出も小川執念弾で勝ち点1もぎ取った

[ 2015年5月3日 05:30 ]

J1第1S第9節 神戸1―1鳥栖

(5月2日 ベアスタ)
 苦境の神戸がアウェーで勝ち点1をもぎ取った。前半4分、警戒していた豊田にCKから先制されると動揺したチームはミスを連発して何度もピンチを迎える。しかし、後半32分、マルキーニョスのパスに抜け出した小川が左足で決めドローに持ち込んだ。今季4点目を決めた背番号13は「得点できているのはプラス。自分の成長を感じるところ」と前向きに話した。

 MF森岡ら主力に負傷者が相次ぎ、先発どころかベンチメンバー18人を埋めるのも精いっぱいの状況。本来は相手ゴール前での仕事を期待されるFW渡辺が守備に奔走するなど我慢の日々が続く。前日練習で自らミニゲームに加わり士気を高めたネルシーニョ監督は「やってはいけないことを前半やった。後半が最低のベースだ」と試合後のミーティングでゲキを飛ばし、中3日のアウェー湘南戦へ集中力を高めた。

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2015年5月3日のニュース