浦和・宇賀神、執念のアシスト「決定的な仕事できて良かった」

＜浦和・Ｇ大阪＞後半３９分、ズラタンのゴールをアシストする宇賀神（左）

Ｊ１第１Ｓ第９節 浦和１―０Ｇ大阪

（5月2日 埼玉）
　左ウイングバックの浦和ＭＦ宇賀神が、執念のアシストだ。武藤から送られたスルーパスに反応すると、中央のズラタンの位置を確認してダイレクトの左クロス。ズラタンの決勝ゴールを呼び込んだ。「決定的な仕事ができて良かった。ＤＦとＧＫの間にボールを入れれば何かが起こると思っていた」。

　０―２で敗れた昨年１１月のＧ大阪戦では、後半ロスタイムに相手ＭＦ今野が浦和のベンチに向かって挑発のガッツポーズをしていたという。「それが許せなくて、リベンジの思いが一番強かった」と胸を張った。

　Ｇ大阪は右サイドバックの米倉、呉宰碩（オジェソク）を負傷で欠き３番手の小椋が入っていた。その弱点を武藤、槙野と執拗（しつよう）に突いた結果、生まれたゴール。ＤＦ槙野も「ジャブが効いていた」とうなずいていた。