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出てこい救世主!なでしこ・佐々木監督“サプライズ”切望

[ 2015年3月13日 05:30 ]

 ノリさんが“サプライズ”を切望した。11日に国際親善大会アルガルベ杯の9位決定戦を戦ったなでしこジャパンは、アイスランドに2―0で勝利した。W杯メンバー生き残りを狙うサブ組が得点を奪えず、主将の宮間が2得点。大会を勝利で締めたとはいえ、1次リーグで格下デンマーク、強敵フランスに敗れ、収穫も乏しいままW杯前哨戦を過去最低の9位で終えた。試合後の会見で佐々木監督は「選手にサプライズがあるといいね」と話し、W杯本番で新陳代謝をもたらす切り札探しにも着手する。

 佐々木監督の構想では現段階で45人の候補がいる。そこから来月の予備登録35人、5月上旬に発表予定の最終メンバー23人に絞り込む。当初は今大会メンバーから数人のみの入れ替えを予定していたが、低調だった今大会を終えた指揮官は「6~7割はイメージはある」と見直しを迫られた。大枠の45人の中には今回招集された横山らアンダー世代の主力に加え、故障中の岩渕や猶本、ベテラン澤の名も入っている。W杯を3カ月後に控え、主将の宮間が「打ちのめされた」と評したアルガルベ杯。前回W杯で丸山、川澄ら切り札が活躍したように、世界連覇には救世主が必要だ。

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2015年3月13日のニュース