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ハリル新監督は根っからの負けず嫌い「いつも口にするのは勝利」

[ 2015年3月13日 19:12 ]

就任会見を行うハリルホジッチ新監督

ハリルホジッチ新監督就任会見

 【ハリルホジッチ新監督一問一答1】

 ――日本サッカーの印象、課題、具体的にどんなサッカーをすれば世界と戦えると思うか?

 ブラジルW杯、アジア杯全試合のビデオを見てしっかり分析した。結果全てが良かったとは思わないが、クオリティーはあると思う。ただ、少し自信を失っていると思う。いくつかの点が向上できる部分がある。少し時間をもらえればより良い結果を見せることができると思う。

 私は負けることが大嫌い。いつも口にする一言目は「勝利」だ。世界で一番強いチームとやる時でも「勝つトライをしよう」と言う。一番問題なのはトライをしないで負けてしまうことだ。私が来ている意味は勝利に対する気持ちを植え付けること。

 3月に2試合(27日・チュニジア戦、31日・ウズベキスタン戦)あるが、絶対に2つとも勝利しなければいけない。夏には大事なこと(ロシアW杯アジア予選)があるが、まずは27日、31日の試合へ、W杯出場に向けて最高の試合をしたいと思っている。

 ――メンバー選考についてはこれまでの選考が基準となるのか、1から決めていくのか?

 まだ代表を深く知っているわけではないが、だんだん知ることになると思う。リストとしては今までと同じようになるかもしれないが、けがをしている選手も含めて会ってみたい。私の哲学や意見、仕事の仕方を伝えたいからだ。

 あす(14日)、あさって(15日)にかけて何試合か見ようと思っている。日本でプレーしている選手何人か、できるだけ早く長所を見つけたいと思う。

 ――少し時間をいただきたいという話があったが、一方であと3か月でW杯予選が始まる。短い時間でチームを作り上げることは可能か?

 時間がないが、時間が必要。日本代表スタッフも含めて皆でたくさん仕事をしないといけないし、私はいろいろなところへ出かけるつもりだ。私は(日本代表の)現段階の力より引きださないといけないと思っている。できるだけ早く彼らに自信を与え、彼らに勝利に対する意欲を与えないといけないと思っている。

 ディフェンス面もオフェンス面も分析しないといけない。それに関して多くのアイディアを持ってきた。どうやってプレーするかということを受け入れてもらわないといけないが、日本代表は規律正しく、大きなことを成し遂げる準備はできているんじゃないか、それについては楽観的に見ている。

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2015年3月13日のニュース