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ハリル新監督、日本代表“復活”に自信「成し遂げるために来た」 

[ 2015年3月13日 17:38 ]

会見するサッカー日本代表ハリルホジッチ新監督

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督(62)が13日、都内で就任会見を行った。カメラのフラッシュを浴びながら着席した新指揮官は、自身の名前を紹介されると一度立ち上がり一礼。「コンニチハ」と日本語であいさつし、意気込みを語った。

 「ここに来ることができて本当にうれしく思っている。日本代表と何かを成し遂げるために来た。大きな責任を感じている。本当に日本代表と大きなことを成し遂げようと思っています」。

 引き締まった表情で話したハリルホジッチ監督。さまざまなオファーがあった中で、日本代表の監督就任を決断した理由については「私のメンタリティーに似たものを持っていると思った。厳しさ、規律、人を尊敬すること、真面目さ。大事なものを兼ね備えていると思ったからです」と説明。そして日本代表について「ブラジルW杯の後、成績が下がってきたが、復活させる十分な雰囲気を持っている。力を十分に持っている」ときっぱり。

 日本は現在、世界ランキング53位だが、自身が11年から代表監督を務めたアルジェリアを例に出し「アルジェリアは52位だった。3年仕事をして17位になった。私は確信しています。日本もそれと同じことができる」と自信をみなぎらせた。

 昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でアルジェリアを初のベスト16に導いた実績を持つハリルホジッチ体制で、18年W杯ロシア大会出場を目指す日本代表。まずは新指揮官の下、3月27日に大分市の大分銀行ドームでチュニジア、31日に東京都調布市の味の素スタジアムでウズベキスタンとの国際親善試合に臨む。

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