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J2熊本、債務超過解消にメド…7000万円増資&約2600万円募金

[ 2014年9月1日 15:22 ]

 J2熊本は1日、Jリーグのクラブライセンス取得のために不可欠だった債務超過の解消にメドが立ったことを発表した。

 クラブの公式サイトに「皆様へご報告と御礼」と題する文章を掲載。その中で、8月末の時点で第三者割当増資が目標額の7000万円を達成できる見通しが立ったこと、募金も2578万1103円(8月26日現在)が集まったことで債務超過を解消できる見込みがついたことを報告。

 「今回の皆様のご支援、ご協力に対し、その責任と使命感をあらためて重く受け留め、『県民に元気を』『子ども達に夢を』『熊本に活力を』のクラブ理念を更に追求し続け、『日本一地域に根ざしたクラブ』となるべく精進致します」と感謝を述べた上で、「今回の増資、募金活動によりクラブ発足10年目にして初めて健全な財務体質の基盤も整い、チームも臆することなくJ1を狙っていくことができます」と決意を表明した。

 Jリーグが導入したクラブライセンス制度では、14年度の決算見込みを含む審査で3期連続赤字または債務超過ならばライセンスが交付されず、リーグ戦に参加する資格を失う。熊本は来季のライセンス取得へ6100万円の債務超過解消のめどをつける必要があった。

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2014年9月1日のニュース