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愛知県 フットサルW杯誘致構想 20年11月ごろに開催

[ 2014年8月21日 12:53 ]

 愛知県は21日、2020年のフットサルワールドカップ(W杯)招致のため、開催時期を同年11月ごろとすることや招致の意義を盛り込んだ構想概要書をまとめ、発表した。26日に日本サッカー協会(JFA)に提出し、正式に候補地として名乗りを上げる。

 20年7~9月予定の東京五輪・パラリンピックとの相乗効果を狙い、11月開催が望ましいとした。女子やシニア、障害者の関連大会を開くことも提案。日本での開催は「安全で円滑な大会運営が可能」と強調した。

 これとは別に、地域の関係者と連携して招致活動を進めるため、自治体や経済団体などを集めたスポーツコミッションを設立すると決定。今月28日に設立準備委員会の初会合を開き、誘致に向け機運を高める。

 21日には、日本フットサル連盟の小倉純二会長が招致の意向表明に謝意を示すため、県庁に大村秀章知事を訪問。「愛知にW杯を呼べれば、日本のフットサルが盛んになる」と伝え、招致実現に向け協力していくことを確認した。

 愛知県はフットサル全国リーグ強豪の名古屋オーシャンズの本拠地で、名古屋市に日本初の専用競技場があることなどを強みとして、4月に開催地に名乗りを上げることを決めた。その後、有識者による研究会を設置し、開催構想を検討していた。

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2014年8月21日のニュース