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磐田 7戦ぶり完封!5発大勝で2戦連続ジャイキリの夢砕く

[ 2014年8月21日 05:30 ]

<磐田・奈良クラブ>追加点が決まり喜ぶ磐田イレブン

天皇杯3回戦 磐田5―0奈良クラブ

(8月20日 ヤマハ)
 2度目のジャイアントキリングは、夢で終わらせた。磐田は2回戦でJ1仙台を破った奈良クラブに5―0と大勝。先月12日の2回戦・J3藤枝戦以来となる7戦ぶりの完封勝利を飾った。

 今季初めて採用した「3―4―2―1」のシステムが機能。ピッチを広く使った流動的なポジション変更とパスワークから、次々と得点が生まれた。

 5試合ぶり先発のFWポポが口火を切った。前半19分、MF小林がペナルティーエリアへドリブル突破してクロス。ファーの右ポストを叩いたこぼれ球を、豪快に右足で押し込んだ。同29分には山崎が魅せた。ポポのFKからゴール前で混戦となり、エリア左でオーバーヘッド。再びこぼれてDF森下が右から折り返したクロスを、今度はファーから豪快に頭で合わせた。2人はともに前半で2得点。そろって今季8得点の数字も並んだ。

 後半はMF松浦とMF松井を投入。28分には右サイドをMF松浦とのワンツーで崩したMF松井のクロスから、DF宮崎の今季初ゴールが誕生した。「しっかり両ウイングが機能し、そこからできる三角形をたくさん使えた。初めて空中戦に強い選手なしで臨んだが、ポポ、山崎などスピードのある選手をうまく使えた」とシャムスカ監督。2日後に迫るJ2首位・湘南戦に向けても、いいシミュレーションとなった。

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2014年8月21日のニュース