米本　アギーレ御前で運動量アピール！敵将も絶賛「怪物」

＜ＦＣ東京・松本＞前半、シュートを放つＦＣ東京ＭＦ米本（左）

天皇杯３回戦 ＦＣ東京２―０松本

（8月20日 味スタ）
　アギーレ監督が視察に訪れる中、ＦＣ東京のＭＦ米本が際立つ存在感を見せた。攻撃では前半４１分に放った左足ミドルから最後は河野が決め、先制点の“起点”となると、本職の守備でもきっちり仕事をこなし相手を完封。攻守でチームの勝利に大きく貢献した。

　大車輪の活躍に２人の指揮官からもアギーレジャパン入りに“お墨付き”をもらった。松本の反町監督は「米本はちょっとすげえなあ。怪物」と絶賛。フィッカデンティ監督も２点目を決めたＦＷ平山、ＭＦ高橋、ＤＦ太田とともに名前を挙げ「間違いなく（アギーレ監督の）コントロール下に置かれ見続けられるだろう」と将来の代表入りに太鼓判を押した。

　当の米本は「周りの声は気にしない。代表どうのというより、まずはチームで貢献できるように」と控えめだが、誰もが認めるボール奪取力については「周りは分からないと思うけど、（ボールを取りに行く前に）何度も駆け引きをしている」と自信ものぞかせアギーレジャパン入りを猛アピールした。