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チェルシー首位陥落危機 終盤の失点で痛恨ドロー

[ 2014年2月12日 12:57 ]

<ウェストブロミッジ1―1チェルシー>終盤に追いつかれ、表情の厳しいチェルシーのモウリーニョ監督

プレミアリーグ第26節

(2月11日)
 イングランド・プレミアリーグ第26節の4試合が11日行われ、首位チェルシーはアウェーでウェストブロミッジと1―1で引き分けた。チェルシーは12日に行われる2位アーセナル、3位マンチェスター・シティーの試合結果によっては、首位から陥落する。

 中2日の厳しい日程でむかえた試合はウェストブロミッジの堅守に苦しむも、チェルシーが前半ロスタイムに先制点を奪う。MFウィリアンのCKをDFダビド・ルイスが流すと、ファーサイドでDFイバノビッチが押し込んだ。

 チェルシーはさらに好機を作っていくが、なかなか追加点を奪えない。すると、後半25分あたりからウェストブロミッジに押され始め、同42分FWベラヒンの左クロスに、後半途中出場FWアニチェベに頭で決められた。

 リーグ最小失点で3試合連続無失点だったチェルシーが、ウェストブロミッジの猛攻に守備陣が引いて、最後は耐え切れなかった。モウリーニョ監督は「60分間は我々が試合を支配していた。しかし、最後の20分は引いて、守備のミスから失点してしまった」と悔しがったが、「彼らは勝ち点1に値した」と粘り強く攻撃をしかけた相手チームを称賛した。

 DF吉田麻也の所属するサウサンプトンはアウェーでハル・シティーを1―0で下した。吉田は4試合連続でフル出場を果たし、完封勝利に貢献した。リーグ戦6戦無敗のサウサンプトンは暫定ながら8位に浮上。

 ウェストハムはホームでノリッジ・シティーを2―0で下し、3連勝を飾った。降格圏に苦しむカーディフはホームでアストンビラと0―0で引き分けた。

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