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富山第一 父子鷹で初戦突破!監督の次男翔“声”で引っ張る

[ 2014年1月1日 05:30 ]

<長崎総科大付・富山第一>長崎総科大付イレブンと健闘をたたえ合う(右から)富山第一・大塚監督、大塚主将親子

全国高校サッカー選手権1回戦 富山第一3―2長崎総合科学大付

(12月31日 駒場)
 富山第一(富山)が父子鷹で選手権1勝をつかみ取った。前半4分にFKから先制点を奪ったが、26分にDF村上が一発退場。浮足立つイレブンを鼓舞したのが、大塚一朗監督の次男で主将のMF翔だった。「落ち着けと声を掛け続けた」。その後のピンチをしのぐと後半の立ち上がりにセットプレーから2点追加。最後は1点差に迫られたが「勝てて良かった」と胸を張った。

 「ピッチを離れれば優しい」という父は、12年に母校の監督に就任。昨年度は初戦敗退しており、今大会が初勝利となった。大会前には父子で語り合い「初戦の入り方やチーム状況とか盛り上げ方とかいろいろ話した」という。「父はこんなもんじゃ満足してくれない。日本一にしてあげたい」。二人三脚で決勝まで突き進む。

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2014年1月1日のニュース