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20年東京五輪 サッカー会場増検討へ 大阪が有力

[ 2014年1月1日 02:00 ]

 日本サッカー協会が2020年東京五輪のサッカー会場を開催計画の6会場から増やす方向で調整することが31日、複数の関係者の話で分かった。JリーグのG大阪の本拠地として15年秋に完成する4万人収容のスタジアム(大阪府吹田市)が新たな会場の有力候補に挙がっている。

 五輪のサッカーは開催国内の複数会場で行われる。東京五輪は新国立競技場に加え、札幌ドーム、宮城スタジアム、埼玉スタジアム、味の素スタジアム(東京都調布市)、日産スタジアム(横浜市)での実施が予定されている。

 東京都と日本オリンピック委員会(JOC)によると、サッカーの会場数に上限はなく、開催計画段階から変更も可能としている。

 大阪府協会や地元経済団体は日本協会に対し、会場への追加を求める要望書を提出した。日本協会は大阪以外にも開催を希望する自治体があることを想定し、追加での会場公募も検討している。

 日本協会幹部は「これからJOCや東京都、FIFA(国際サッカー連盟)とも話をしていきたい。せっかくやるのであれば、新しいところでやったほうがいい」と、大阪開催に前向きな姿勢を示した。

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2014年1月1日のニュース