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決勝5回連続零敗…広島 断ち切れなかった“負の連鎖”

[ 2014年1月1日 19:36 ]

<横浜・広島>表彰式で横浜・中村(左)に声をかける広島・佐藤

第93回天皇杯全日本サッカー選手権決勝 広島0―2横浜

(1月1日 国立)
 広島はJリーグ発足後では5度目の天皇杯決勝の舞台となったが、すべて無得点で敗れて準優勝。“負の連鎖”を断ち切ることができず、前身の東洋工業時代の第49回以来44大会ぶりの頂点、そしてリーグ戦との2冠を逃した。

 J1リーグ最少29失点の守備陣が、前半21分までに2失点。持ち前のパスをつなぐ攻撃で相手ゴールを脅かす場面もあったが、最後まで横浜の堅守を崩せずに終わった。

 石原は「1点取れていれば流れは変わった」とがっくり。森保監督はそれでも「年間を通して選手はできることを百パーセントやり、一丸となって戦ってくれた」とイレブンを称えた。シュート1本で後半途中に退いたエースFW佐藤は完敗に無念の表情を浮かべながらも、「きっちりリベンジする」と早くも2月22日のゼロックス杯での再戦を見据えていた。

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