新潟がまた横浜撃破　川又弾、後半戦１位の本領発揮

＜横浜・新潟＞後半ロスタイム、新潟・鈴木（左）がゴールを決める

Ｊ１第３３節 新潟２―０横浜

（11月30日 日産ス）
　勝てば無条件で優勝が決まった横浜を後半戦好調の新潟が撃破した。Ｊ１でのクラブ記録に並ぶ今季初の４連勝。４月２０日のホーム戦でも横浜の連勝を６で止めており、柳下監督は「最後まで優勝が分からなくなった。マリノスサポーターに嫌われるかもしれないが、Ｊリーグには良かったのでは」としてやったりだ。

　得点ランキング２位の川又は後半２７分に先制点を決めて今季２２得点。「みんなが注目する試合で平常心を心掛けた。気持ちが強くなければ、このような試合で決められない」と満足げだった。残り１試合でランク１位の大久保（川崎Ｆ）とは４点差。逆転は難しい状況だが「得点王は絶対に獲りたい。どんな差があっても諦めない」と貪欲。観戦した日本代表のザッケローニ監督にも強い印象を残したはずだ。