ハマのメッシ弾で横浜 首位奪回!4試合連続完封

[ 2013年10月20日 06:00 ]

<横浜・広島>後半10分、決勝ゴールを決める横浜・斎藤

 J1第29節は19日、各地で9試合を行い、横浜が首位攻防戦を1―0で制して首位を奪回した。勝ち点で並んでいた首位・広島とホームで対戦し、後半10分に日本代表FW斎藤学(23)がドリブルで持ち込んで右足で決勝点を挙げた。守ってもクラブ記録に並ぶリーグ戦4試合連続完封を達成し、9年ぶりの優勝へ視界が開けてきた。浦和はアウェーで鹿島に2―1で競り勝ち、広島をかわして2位に浮上した。

【試合結果 順位表】

 斎藤が大仕事をやってのけた。後半10分、左サイドでボールを受け、得意のドリブルでカットイン。まず1人をかわし、さらに両サイドから2人が挟み込もうと来た瞬間に右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。7月17日の浦和戦以来となる今季4点目。前節明け渡した首位を奪い返す値千金の一撃だ。“ハマのメッシ”は「気持ちいいですね。自分の形で点を取れた」と振り返った。

 セルビア、ベラルーシに連敗した日本代表の欧州遠征では、スーパーサブとして期待されながら、2試合ともに出番なし。満員の横浜サポーターを前にしたお立ち台では「悔しさだけの10日間でした。鬱憤(うっぷん)?そうですね。あまり言えないですけど」と思わず本音が漏れる場面もあった。この日は日本協会の原技術委員長が視察した中、悔しさをプレーに思いっきりぶつけた。

 17日早朝に欧州遠征から帰国。その足で横浜の練習に合流し、午後は美容室に向かった。当初はカット以外に髪を染める予定だったが「眠気に襲われた」と途中で切り上げ、その後も眠気と戦いながら日本時間の夜に合わせて就寝。この日は「移動がビジネス(クラス)だとよく寝れるし、問題なかった」と笑いを誘い万全の時差調整で大一番を迎えた。

 ケガの兵藤、出場停止のドゥトラと主力2選手を欠いていた。それでも代役の佐藤、奈良輪がきっちり仕事をこなした。守備も前半21分に相手選手との1対1のピンチを防いだ守護神の榎本を中心に最後まで集中力を切らすことなく、リーグ戦で4試合連続「0」を並べた。チーム一丸で04年以来のリーグ優勝へ、大きな一勝を勝ち取った。

 ≪最長無失点は6試合≫2位横浜が首位広島に1―0勝利で首位を奪回した。横浜は26節から4試合連続無失点。昨季12~15節の4試合連続のチーム最長記録に並んだ。これで無失点時間は439分間で継続中。チームの無失点最長時間は昨季の11~16節の526分間。次節(27日)の大分戦でも無失点ならば連続試合に時間もチーム新記録となる。ちなみにJ1最長無失点記録は93年清水と96年横浜Fの6試合連続、時間は93年清水の731分間。

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