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磐田 逆転負けで崖っ縁…次節にも降格の可能性

[ 2013年10月20日 06:00 ]

<川崎・磐田>試合終了直前に勝ち越され肩を落とす磐田の選手たち

J1第29節 磐田1―2川崎F

(10月19日 等々力)
 磐田が今季4度目の逆転負けで崖っ縁に追い込まれた。次節27日の清水戦に敗れ、勝ち点10差で追う15位甲府がFC東京に勝てば、J2降格が決まる。

 前半は川崎Fの猛攻に耐え、後半28分にカウンターからFW阿部が先制点を決めた。しかし、後半39分とロスタイムといずれもセットプレーから2失点し、勝ち点を挙げることができなかった。

 これで先制点を奪った試合は2勝4分け4敗で勝率わずかに2割と、降格が決定した大分の1割6分6厘についで悪い数字。開幕から勝負どころでの弱さがぬぐえないのが現状だ。DF安田は「我慢してゴールにつなげたが、こういう負けがこの順位にいる理由。ポジティブなことが言える状況ではないが(次節の静岡)ダービーで降格はできない」。かつてJリーグの頂点を3度極めた名門が、大きな波にのみ込まれようとしている。

 ≪甲府が○、磐田が●で≫17位磐田が川崎Fに逆転負け。これで磐田は早ければ次節(27日)にも来季J2降格が決定する可能性が出てきた。残留圏内15位甲府がホームのFC東京戦で○、磐田が清水との“静岡ダービー”で●ならば、94年のJ1(当時Jリーグ)昇格以来、初のJ2降格となる。

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2013年10月20日のニュース