山梨学院大付高サッカー部　下級生への傷害の疑いで書類送検へ

　山梨学院大付属高校（甲府市）サッカー部の暴行問題で、山梨県警は３１日、２年生男子部員にけがを負わせたとして、傷害の疑いで３年生の男子部員数人を近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

　捜査関係者などによると、３年生は４月２１日夜、甲府市内のサッカー部寮内の風呂場で、２年生を殴ったり、熱湯をかけたりして、左肩に１０日間のけがを負わせた疑いが持たれている。

　３年生部員らは学校の聞き取りに「ふざけているつもりだった。申し訳ないことをした」と話している。２年生が５月、甲府署に被害届を提出した。

　同校サッカー部は２００９年度のサッカー全国高校選手権で優勝するなど、強豪校として知られる。