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ドーハの悲劇から20年…遠藤、イラクのW杯出場の望み断つ

[ 2013年6月12日 08:11 ]

<イラク・日本>岡崎はゴールを決め、アシストした遠藤と喜ぶ
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W杯アジア最終予選B組 日本1―0イラク

(6月11日 ドーハ)
 遠藤は勝機を見極める目の確かさが光った。普段はほとんど全力疾走しないが、逆襲の好機だった後半44分は猛ダッシュ。ドリブルでGKを引きつけ、岡崎の得点をアシストした。出場停止の長谷部(ウォルフスブルク)に代わりゲームキャプテンを務めた33歳は「点に絡めてよかった」と笑った。

 試合後にはザッケローニ監督と「どういう試合でも勝ち、勝ち癖をつけていく」と話し合ったという。1993年のW杯米国大会最終予選イラク戦で終了直前に追い付かれ、初出場を逃した「ドーハの悲劇」から20年。勝利への執着心がゴールにつながり、今度は逆にイラクのW杯出場の望みを絶った。(共同)

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2013年6月12日のニュース