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合同実行委でJ1の2ステージ制案提示、7月にも結論へ

[ 2013年6月12日 17:27 ]

 Jリーグは12日、東京都内でJ1とJ2の合同実行委員会を開き、早ければ来季からのJ1を2ステージ制で実施する案を提示した。リーグ改革を検討してきた戦略会議が、各クラブの社長らに説明した。7月の実行委で議論し、導入の可否を決める方針。

 集客の回復や新規スポンサー獲得などが狙いで、Jリーグの中西大介競技・事業統括本部長は「必要なのは一般の方々の注目を集めること」と話した。1993年から2004年まで(96年を除く)のJ1で実施された2ステージ制はシーズンを二つのステージに分けてそれぞれの優勝チームを決め、両者によるチャンピオンシップで年間優勝を争う方式だった。

 2016年からのシーズンを現行の春開幕から、欧州で主流の夏開幕に移す案については具体的な時期を定めず、将来の移行を前提に積雪地域の環境整備など、準備を進めることで合意した。中西本部長は「いつ(移行する)ということは明言できない。移行のつもりで準備していくので、一歩進んだ」と述べた。

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2013年6月12日のニュース