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岡崎が決めた!あのドーハでザックジャパン有終勝利

[ 2013年6月12日 01:23 ]

<イラク・日本>ゴールを決めた岡崎(下)

“ドーハの悲劇”を打ち払った。サッカー日本代表は11日、ドーハでアジア最終予選B組最終戦のイラク戦に臨み、後半44分に岡崎がゴールを決め1―0で勝った。すでに5大会連続の本大会出場を決めている日本は5勝1敗2分けの勝ち点17としB組1位で全日程を終えた。イラクは1勝4敗2分けの勝ち点5で、あと1試合残しW杯出場の可能性がなくなった。

 イラクの選手が1人退場となった後半44分、岡崎が自らドリブルで長い距離を駆け上がり、左の遠藤へパス。再び遠藤のパスを受け、倒れ込みながらも冷静に代表通算33点目となるゴールを決めた。

 イラクは安全上の理由で国際サッカー連盟(FIFA)からW杯予選の国内開催を認められておらず、中立地カタールの首都での開催に。日本がドーハでイラクと対戦するのはW杯初出場を逃して「ドーハの悲劇」と呼ばれた1993年10月以来の因縁の地で、勝利をものにした。

 日本は、4日のオーストラリア戦から先発5人を変更。1トップにFWハーフナー、出場停止のMF長谷部に代わってMF細貝が出場、DF酒井宏、DF伊野波、MF清武が名を連ねた。注目のトップ下にはMF香川を起用。右太腿に不安のあるMF本田は出場しなかった。

 15日(日本時間16日)に開幕するコンフェデ杯をにらみ、選手層の厚さを示したいところだったが、気温36度の暑さもあってか、立ち上がりから動きが硬かった。押し込まれる時間帯も多く、ピンチを招いたが、最後の最後に勝利を手繰り寄せた。

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