MF松本怜 大分の切り札になるか?守備で輝き増す快足ドリブラー

[ 2013年2月26日 10:31 ]

横浜から大分に期限付き移籍した松本怜

J1注目の男 大分MF松本怜

 新天地でブレークする予感を漂わせている。横浜から大分に期限付き移籍した松本怜(24)は50メートル5秒8の俊足MF。スピード抜群のドリブル突破が魅力で、チーム内での存在感は日増しに大きくなっている。

 昨季J1で自己最多の13試合出場と頭角を現して、オフに自身初めての移籍で大分へ。チーム合流から間もない1月29日の浦和との練習試合(宮崎)で1ゴール1アシストと活躍した。その後の実戦でもアピールを続けて、右サイドハーフの定位置を手中に収めた。

 田坂和昭監督の下、プレーの質が一皮むけようとしている。「今までこれほどディフェンスの仕事を求められることはなかった。それだけやりがいがある」。昨季途中から3バックを敷く大分にあって、重要な仕事は得意のアタックだけではない。指揮官は「非常に頭がいい選手。やるべきことを判断して、しっかりやっている」と守備の成長も評価している。

 チームメートから温かく迎えられ、新しい環境にもなじんだ。故郷・北海道室蘭市と似た雰囲気を感じるという大分での生活を満喫中。「関アジや関サバとか食べ物がおいしい。湯布院など温泉に行って練習の疲れを取っている」と端正なマスクに笑みを浮かべた。横浜時代からイケメンと評判で、出場機会が増えれば女性サポーターのハートも射止めそうだ。

 右サイドハーフは昨季J2でチーム最多タイの14得点を挙げた、同じ年の三平(J2京都)が務めていたポジションだ。「僕には僕の良さがある。自分らしさを確立し、三平以上の評価を得られるようにしたい」。進境著しい快足ドリブラーが、4季ぶりにJ1で戦う大分の切り札となる。

 ◇松本 怜(まつもと・れい)1988年(昭63)2月25日生まれ、北海道室蘭市出身の24歳。室蘭東中から青森山田高へ進み、高校3年時にインターハイで優勝。U―18日本代表にも選ばれた。早大でも主力として活躍。卒業後、横浜に入団し昨季まで3年間プレー。昨年9月8日の天皇杯2回戦YSCC戦でプロ公式戦初ゴールをマークした。1メートル75、64キロ。

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