×

来年からJ3新設を正式決定 Jリーグ理事会

[ 2013年2月26日 19:57 ]

 Jリーグは26日、東京都内で理事会を開き、来年からJ2の下部に新リーグとなる「J3(仮称)」を創設することを決めた。日本フットボールリーグ(JFL)や地域リーグから参加を募り、今夏までに申請クラブを審査する。10クラブ程度の編成が見込まれている。

 J3への参加は、Jリーグ準加盟が前提条件となる。Jリーグ加盟に必要なクラブライセンス制度は適用せず、それに準じた参加要件を設ける。大東和美チェアマンは「(J2からの降格を含め)10クラブくらいになると個人的には想定している」と述べた。

 リーグ関係者によると、理事会で承認された参加要件は(1)ホームスタジアムの収容人数は原則5千人(2)プロ契約選手は3人以上(3)監督はJリーグの監督を務めるための指導者資格として必要な公認S級コーチ認定者―など。全容は3月6日に発表する。

 新リーグはプロ志向ではない企業チームとJリーグ入りを目指すクラブが混在する現在のJFLのあり方を見直すとともに、J2から降格するクラブの収入激減を避ける目的で検討されてきた。

続きを表示

2013年2月26日のニュース