ＡＣＬ開幕　仙台　梁勇基ＰＫで先制も追い付かれドロー発進　

[ 2013年2月26日 20:52 ]

　サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は２６日開幕、１次リーグＥ組の仙台がホーム・ユアスタでブリラム・ユナイテッド（タイ）と対戦し１－１で引き分けた。

　昨季Ｊリーグ２位の仙台はＡＣＬ初出場。戦いを前に手倉森監督は「出場できる喜びを感じる。はつらつとプレーさせたい」と話している。

　試合は１９時、仙台のキックオフでスタート。双方パスをつなぐがゴールまで迫れず、前半１０分まで無得点。前半１４分、右からのＭＦ梁勇基のＣＫのこぼれ球をＤＦ富田がシュートを放つが枠を外れる。

　１７分、ハーウェイ付近からのロングパスにブリラムＭＦアナウィンが反応、右からシュートを放つがサイドネットに。２５分、ブリラムは左４５度からＦＫのチャンスも仙台ＧＫ林がキャッチ。３０分を経過、ともに決め手を欠き、無得点。３２分、ＭＦ梁勇基がペナルティーエリア外からシュートを放つも大きく外れる。

　３４分、ブリラムＭＦカルメロが左に一瞬抜け出し、頭で合わせるも枠を外れる。ＣＫでチャンスが続いたがシュートに至らず。

　３９分、右から仙台ＭＦ梁勇基のＣＫのチャンスもヘディングはＧＫ正面。４０分経過、ブリラムはＭＦアナウィンに代わり、アンソニーが入る。無得点が続く。４３分仙台ＭＦ太田がゴール正面からＦＫで狙うも左に外れる。

　ロスタイムは１分。このまま０－０で前半終了。

　ブリラムのキックオフで後半開始。３分、ＭＦ武藤が持ち込み、ゴール正面からシュートを放つも右に外れる。その直後ブリラム守備陣のミスを突き、またもＭＦ武藤が決定機を迎えるもわずかに右に外れる。

　８分、ゴール前の空中戦でブリラムＤＦオスマルがハンドの反則、仙台にＰＫのチャンス。ＭＦ梁勇基がゴール左に決めて先制。１４分、仙台にペナルティーエリアの左外でＦＫのチャンス。ＭＦ梁勇基が蹴るも壁に当たる。

　１８分、ブリラムＤＦオスマルがハーフウェー付近からＦＫで超ロングシュートも枠を外れる。直後仙台がカウンターでゴールに迫るもＧＫがキャッチ。

　２１分、ブリラムがペナルティーエリアの左外でＦＫのチャンス。壁に当たり事なきを得る。仙台のカウンターでＭＦ太田がシュートもＧＫに阻まれる。

　２７分、仙台ＦＷ赤嶺に代わりウィルソンが入る。

　３０分、ＭＦ太田が右を抜け出し、折り返すも不発。ＦＷウィルソンにボールが渡るもゴール割れず。３１分、ブリラムは右ＣＫから、ハンドのＰＫを与えたＤＦオスマルが汚名返上のヘディングを決め同点。

　３６分、中央からのスルーパスを左で受けた仙台ＦＷウィルソンが切り込んでシュートも決まらず。その後のＣＫでもシュートできず。

　３７分、仙台ＭＦ武藤に代わり、佐々木が入る。

　４３分、仙台はブリラム陣内でボールを回すも固い守備に攻め込めず。ＭＦ太田に代わり中原が入る。

　ロスタイムは３分。そのまま１－１で試合終了