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立正大淞南が7点爆勝!「数年前なら逆のスコアになっていた」

[ 2013年1月3日 06:00 ]

<八千代・立正大淞南>後半9分、自身1点目のゴールを決めた立正大湘南・坂口(左から2人目)

全国高校サッカー選手権2回戦 立正大淞南7―1八千代

(1月2日 フクアリ)
 立正大淞南のゴールラッシュが止まらない。前半だけで3得点。後半1点を返されたが、手を緩めることなく計7得点。南監督も「ほんの数年前なら千葉と島根の試合なら逆のスコアになっていた。今は自分たちもやれるという自信がある。それを証明できた」と誇らしげだった。

 出場できないエースのためにも負けられなかった。大会直前の12月26日、帝京長岡(新潟)との練習試合中にJクラブも注目した主将のFW林が左鎖骨を骨折。今大会の出場は絶望的となった。この日は林がスタンドから声援を送り、ベンチには主将のユニホームを掛けて臨んだ。FW田路は「試合前に(林から)頼むぞと言われていた。林がいない分、全員が自分でやるという気持ちが出ましたね」。代役のFW坂口が今大会初のハットトリックをマーク。南監督によると、頭部を打って吐き気を訴えたため、後半35分で交代。病院で検査を受けることになったが、期待に応えた。

 8強入りを懸けて、3日は2試合無失点を誇る旭川実と対戦。田路は「相手がどこでも淞南のサッカーをするだけです」と気を引き締める。この日はシュート12本で7得点と圧巻の決定力を見せた。チームの約束事は「ゴール前にいったらシュート」。県大会を含め6試合で62ゴールの超攻撃サッカーで、初の頂点へばく進する。

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2013年1月3日のニュース