帝京長岡　新潟勢２８大会ぶり８強　練習前に雪かきのハンディも…

＜帝京長岡―鹿児島城西＞自身２点目のゴールを決め、ガッツポーズする帝京長岡・三田（右）

全国高校サッカー選手権３回戦 帝京長岡４―１鹿児島城西

（1月3日 駒場）
　帝京長岡が新潟勢としては新潟工以来２８大会ぶりの８強入り。冬には練習前に１、２時間も雪かきするハンディを乗り越えて躍進し、２得点の三田主将は「ベスト４になり、新潟と帝京長岡の歴史を変えたい」と意気込んだ。

　２列目の３人が試合をつくった。１５５センチながら抜群の運動量を誇る三田、Ｊ１新潟入りする司令塔の小塚、谷口監督が「技術は小塚以上」と評する長坂が自在に動いて４得点。帝京（東京）で６度制覇した古沼氏がアドバイザーを務め、同監督は「うちの選手はうまかったね」と破顔一笑した。