“持ってる男”だ！佐賀商ＤＦ松尾がＰＫ回避弾

＜佐賀商・実践学園＞後半ロスタイム、決勝ゴールを決め喜ぶ佐賀商・松尾（左から２人目）

全国高校サッカー選手権２回戦 佐賀商１―０実践学園

（1月2日 ニッパ球）
　佐賀商の“持ってる男”がまた決めた。ＰＫ戦突入濃厚と思われた後半４１分、ＭＦ大木の直接ＦＫを相手ＧＫがはじいたところにＤＦ松尾が詰めて値千金の決勝点。

　高校１年までＦＷだった得点感覚を発揮し、１回戦でも後半ロスタイムにＶ弾を決めた男は「周りからも、持ってるなって言われました」と満面の笑みだ。３回戦の相手は強豪・桐光学園。相良監督は「胸を借りるつもり」と謙虚だが、さらなる大物食いを果たして、がばい旋風を巻き起こす。