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ドイツ攻撃力封じる!GK池田“バースデー世界一宣言”

[ 2012年9月2日 06:00 ]

キャッチングの練習をする池田

U-20女子W杯準決勝 日本―ドイツ

(9月4日 国立)
 ヤングなでしこのGK池田咲紀子(19=浦和)が、20歳の誕生日を世界一で祝う。4日の準決勝ドイツ戦(国立)に向け、時折雨が降る中、都内で約1時間半の練習を行った。決勝が行われる9月8日が誕生日の守護神は、前日に8、9月生まれの選手と一緒にチームメートから合同誕生日会を開いてもらった。「まだ(誕生日が)来ていないので」とピンとこなかったようだが「誕生日に絶対優勝したい」と力強く優勝宣言した。

 その前に立ちはだかるのが、大会連覇を狙う難敵ドイツだ。今大会はここまで12得点と圧倒的な攻撃力を誇る。「ドイツは(選手が)大きいイメージがある。(ボールを)取れないところでもコース変えるとか、判断が大事」と冷静に話した。

 大会前には、元なでしこの守護神で長年女子サッカー界を引っ張ってきた、同じ浦和所属のGK山郷から「自分らしくやればいい。思い切って」と声を掛けられ背中を押してもらったという。「(山郷は)オフでも練習でもサッカーへの姿勢が凄い」と尊敬してやまない先輩の激励を支えに、背番号1がドイツの前に立ちはだかる。

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2012年9月2日のニュース