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敬う精神の啓発…日本サッカー協会が「リスペクトプロジェクト」

[ 2012年9月2日 18:10 ]

 日本サッカー協会は2日、選手や審判員、サポーターらが互いを敬うことを啓発するため、2009年から推進している「リスペクトプロジェクト」のシンポジウムを開き、元日本代表MFの藤田俊哉氏らパネリストが議論を交わした。

 日本協会の田嶋幸三副会長は、ロンドン五輪銀メダルの女子代表を「2位という結果を素直に喜んでいた。負けを認めて受け入れるのはいいこと。協会もそれを指導してきた」と評価。藤田氏は「僕が目指している指導者という仕事には、きちんとした人を育てる重要性もある」と話した。

 世界のユース大会で公正な行いをした選手に「グリーンカード」を掲示してフェアプレー精神を促していることも紹介。日本協会の上川徹審判委員長は「そうした活動も広げたい」と述べた。

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2012年9月2日のニュース