五輪代表まさかの落選…原口　４強は「やっぱり複雑でした」

＜浦和・大宮＞前半１１分、浦和の原口は先制ゴールを決める

Ｊ１第２４節 浦和１―１大宮

（9月1日 埼玉）
　１１日のＷ杯アジア最終予選イラク戦（埼玉）に臨む日本代表に選出された浦和のＦＷ原口元気（２１）が、前半１１分に右足で先制ゴール。Ａ代表での定位置獲得に向け、ザッケローニ監督に猛アピールした。

　関塚ジャパンでは五輪予選で活躍しながら、本大会メンバー１８人からは落選した。大津や清武ら予選を戦った仲間は、本大会でベスト４。その快進撃をじくじたる思いで見守った。「（４強入りが）うれしくないといったらうそになるけど、やっぱり複雑でしたよ」。

　その悔しさは、チームとＡ代表で晴らすと心に決めた。新たに据えた目標は１４年Ｗ杯ブラジル大会出場を目指すザックジャパンでの定位置獲得。「五輪メンバーから刺激をもらった。あいつらは友だしライバル。もう負けるつもりはない」と気持ちを切り替え、チームでの活躍につなげた。