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持ってる男・大津 1年前には“5万分の1の奇跡”つかんでいた

[ 2012年7月22日 07:33 ]

<日本・メキシコ>厳しいディフェンスに宙を舞う大津
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国際親善試合 日本五輪代表2-1メキシコ五輪代表

(7月21日 ノッティンガム)
 途中出場したFW大津が関塚ジャパンを勝利に導いた。後半25分から途中出場すると、同42分、相手DFのクリアボールを豪快に右足ボレーで決めて決勝点。「あざーっす。いやーもう、自分で想像してた通りの軌道に行って、いいゴールになったんで良かったっす」と“チャラ男”らしく喜びを語った。

 “持ってる男”の面目躍如だ。昨年7月、念願のドイツ移籍を実現させた。その直前、奇跡をつかんでいた。日本生活も残り少なくなり、6月19日のプロ野球巨人―西武戦の観戦に東京ドームへ出かけた。その試合で同世代の坂本勇人内野手(23)が本塁打を放った。そのヒーローがスタンドに投げ込んだサインボールをキャッチしたのが、何と大津だった。観衆5万分の1の奇跡。今でも、大切な“お守り”になっているという。

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