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J1鳥栖、本格始動 沖縄キャンプは一体感重視

[ 2012年2月1日 19:48 ]

 サッカーのJリーグで1部(J1)に今季初昇格する鳥栖が1日、沖縄・読谷村でキャンプインした。J1の初舞台をにらみ、就任2季目の尹晶煥監督はチーム内でのコミュニケーションを重視。一体感を増すのがキャンプの醍醐味と、練習だけでなく宿舎でも精力的なようで「入浴時は男同士で心と心をぶつけ合う、真実の会話ができる」と話した。

 温暖な気候の下、午前中の練習ではランニングやボール回しなどで体をほぐした。午後のミニゲームでは、38歳の同監督も選手と一緒に体を動かし、互いに声を掛け合う明るい雰囲気。同監督は「環境は非常によい。キャンプ期間中は結構ゲームを組んでいるので、けがに気を付けながらやっていきたい」と表情を引き締めた。

 11日までのキャンプ期間中で、練習試合も4試合こなす予定。MF藤田直之主将(福岡県出身)は「チームとしてたくましく鍛えて、J1で戦うための基本をつくっていきたい」と勝負の一年を見据えた。

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2012年2月1日のニュース